フェデラー 決勝
フェデラー勝ちました。素晴らしい試合でした。もしかしたら、長い試合になるのかなと思いましたが、終わってみれば、4時間16分、記録的な長い試合になりました。お互いに気力、体力共に全て出し尽くしたのではないでしょうか。
結果は フェデラー×ロディック 5-7 ⑦ー6 ⑦ー6 3-6 ⑯ー14
相手のアンディー・ロディック(米)は、サービスを武器にした選手。フェデラーより1歳若い26歳。ウィンブルドンでフェデラーが王者になる前の王者。
昨年の足首の怪我により選手を続けるかどうか迷い、奥さんと話し合い、やるならとことんやろうと一流のコーチにつき、体をしぼり、食事にも気をつけ、すべてをテニスにそそいできたと言っていました。試合中、その気持ちはすごく伝わってきました。
○第1セットは・・・
ロディックの最速222㎞のサービスがよく決まり、フェデラーはリターンする事がなかなかできませんでした。そして、お互いにブレイク(相手のサービスの時にゲームを取る事)することが難しい中、先にロディックがブレイクに成功し、第1セットを取りました。
第1セットが終了したときロディックのサービスがあまりにも完璧で、ブレイクする事は難しく、一瞬、このままフェデラーは負けてしまうのではないかと頭をよぎりました。
○第2セットは・・・
お互いにブレイクを許さず、タイブレイクとなり、確か先にロディックが1ミニブレイク、2ミニブレイクを取り、あわやフェデラーが2セット目も失うのではないかと思いきや、そこからのフェデラーの奇跡のような巻き返しがあり、結局、第2セットはフェデラーが取りました。フェデラーのサービスエースが決まっていたように思います。それほど速くはないのに、コースがいいようです。
ここまで、お互いに1セットずつ分け合い、第3セットが始まるとき、ロディックが動揺を見せたのです。取れると思った第2セットがあと1歩のところで逆転され、ショックだったのでしょう。コートのエンドを間違えたのです。
間違えたからと言って、ペナルティがあるわけではないのですが、それだけ心が動揺していたという事ではないでしょうか?
○第3セット・・・
のたちあがり、ロディックはあんなに決まっていたファーストサービスが入らなくなっていました。サービスがいかに精神的な安定が必要かがわかります。結局、第3セットはフェデラーが取りました。
○第4セットは・・・
早い段階でロディックがブレイクしセットを取りました。
ここまで、お互い2セットずつ。最終セットにもつれ込みました。
○最終セットは・・・
タイブレイクがないので、どちらかが続けて2ゲーム取らなければ終わりません。つまり、ブレイクしなければ勝負がつかないのです。
結局、フェデラーがチャンスをものにしました。最後の最後にブレイクに成功しました。最後は、どちらがうまいとかそういう問題ではなくて、1回のチャンスをものにできるかどうかということになるんでしょうね。
終わってみると、ロディックは第1、第4セット2度ブレイクに成功。フェデラーは最終セットの1回のみブレイク成功。ブレイクの数だけ見るとロディックが勝利してもおかしくはないのですが、フェデラーは、やはり、勝負強いと言えるのかもしれません。
ちなみに、サービスエースの数はフェデラー50本、ロディック30数本。
気持ちと気持ちのぶつかり合う素晴らしい試合だったと思います。そして、少しの経験の差で勝敗が決まったのかもしれません。
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